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ワイルドナインの歴史

- ワイルドナイン誕生秘話 -

 昭和47年に北白石小学校に新卒で赴任した鈴木秀夫先生は4年生の担任になりました。大学野球を経験してきた鈴木先生とクラスの野球好きの子供たちとの出会いは、子供たちをますます野球好きに変えました。5年生になりクラス替えでばらばらになった後も子供たちの野球への情熱は消えませんでした。そんな子供たちを見ながら父母の中から野球団結成の声が日増しに大きくなり、昭和48年7月9日、北白石小学校校長や親栄町内会・瑞穂町内会の協力を得ながらチームが正式に結成されました。
 初代監督に鈴木秀夫先生が就任し5年生20人と4年生9人でチームの活動がスタートしました。

- ワイルドナインという名前 -

 4年生の時に大好きだった担任の鈴木先生(初代監督)と団員みんなで考えました。現在の八木澤顧問(平成24年当時)のお話では、当時「ワイルドセブン」という漫画が流行していて、その名前が大きく影響を与えたと言われているそうです。また、他のチームは動物や元気、強いなどの固有名詞をチーム名にする中で、「ワイルドナイン」というチーム名は日本でたった一つ、他に同じ名前のチームは存在しないであろうという事でも愛着を感じると言われていたのが印象的で、とても素晴らしいチーム名です。(「ワイルドセブン」は昭和47年~48年まで日本放送系で放映されていた番組のようです。また「ワイルドナイン」というチーム名は残念ながら鹿児島にもう1チーム存在していることが確認されています)

- 初めての試合 -

 結成から2週間後の第一戦は7月25日、全道少年野球大会札幌地区予選でした。グランド集合午後1時半、白石駅から電車に乗っての大移動です。運営委員を中心にお母さん方が引率です。長い列はまるで遠足のようでした。場所は桑園競馬場、相手はジャリーズです。6年生に対して、こちらはレギュラーがすべて5年生です。初めての試合に大勢のお父さんお母さんの応援、部員の声援を受け、私も本当に緊張しました。しかし、子供達のあの伸び伸びした姿。全く感動的でした。すばらしい魅力ある試合でした。手に汗を握る大熱戦でした。

1 2 3 4 5 6 7
北白石WN 1 0 2 0 0 3
円山ジャリーズ 2 0 2 0 x 4

 先制、逆転、最初から最後まで目を離せない好ゲームに拍手が止まらなかったのです。結果は負けましたが、これが野球少年団の真の姿だと感動したのです。こんな姿をいつまでも見せてくれるようにと願い、私も監督として精一杯がんばろうと決意させてくれたのも、あの子供達なのです。子供達自身が知恵をしぼり合い、練習し、助け合い、試合に臨み、勝っては大喜びし、負けては涙をこぼした。こうした姿に私は監督のやりがいを感じたのでした。こうして、スタートした北白石野球少年団の魂は、今も生きているのです。(結成10周年記念誌より鈴木初代監督の話を抜粋)

- 結成40年を迎えて -

 ワイルドナインが創団以来、歴代監督と過去360人を超える子供たちとで戦った試合数は、おそらく3000試合を超えています。私も1000試合以上は観戦しているはずです。札幌一を飾った最強チーム時代・練習場を失った苦しい時代・きびしい練習や楽しいスキーレク・遠征試合・復活常勝時代・涙の最終戦・感動の卒団式など「思い出」や「名場面」は数え切れません。彼らが繰り広げるドラマに、私たちは何度も何度も感動したのです。
 私の息子2人が卒団後の運営役員時代には、平成10年に監督となった武藤文則団長が父母コーチの力を引き出しながら平成14年の「学童全道大会」進出をはじめ全員野球の勝利に感動いたしました。平成18年に監督が首藤隆治さんに引き継がれました。首藤野球は、子供の個性や自主性を重んじる武藤野球に加えて「勝つ気持ち」の大事さを子供たちに教えました。その指導振りはまさに闘将そのものです。コーチ陣も強化され、戦績も平成20年には球団史に残る輝かしい成果を収めました。
 そして今、40年目を迎えたワイルドナインの監督は、何よりも子どもが大好きで、野球よりもワイルドが大好き、そして武藤団長を慕う加茂貴幸さんです。闘将首藤前監督の下で野球を学び、一昨年から第12代目監督として指揮をふるっています。子供達とともに知恵をしぼり合い、練習し、助け合い、試合では子供たちを信じてグラウンドに送り出す。勝っては選手を褒め、負けては誰よりも落ち込む。そんな加茂監督と選手が大声援をうけながら皆が心を一つにして戦っています。その姿はまさに創団時の魂そのものであり、40周年を迎えたチームにとてもふさわしい姿であると思います。

40周年式典

 このように、私はワイルドナインの子供たちの活躍をずっと見て来ました。そして幸運にも沢山の感動を味わうことが出来ました。こうした感動を与えてくださった指導者と選手の皆さんに心より感謝の意を表したいと思います。私は野球のお陰で実に多くの皆さんと知り合うことが出来ました。皆さんと共に、学び・助けあい・励ましあってきた実に有意義な22年間だったように思います。
 かつて、24期父母会会長の佐藤安弘さんが「北白石ワイルドナインのもっとも素晴らしい事は、子供達を通して地域にもう一つの大きなファミリーが実に生き生きと動いているということであります。そしてそのような仲間に入れていただいて親子ともども育てていただいて、そのことについて深く感謝しています」とおっしゃっていました。おそらく、私だけでなく多くの方が同じようにお考えのことと思います。
 どうかこれからも、北白石ワイルドナインが、「地域のもう一つのファミリー」とずっと呼ばれるような活動を続けていただきたいと願っております。
平成24年11月 北白石ワイルドナイン顧問 八木澤一明(結成40周年記念誌より抜粋)

- 歴代団長・監督紹介 -

年 度 団 長 監 督
昭和48年(第1期) 中村 耕作 鈴木 秀夫
昭和49年(第2期)
昭和50年(第3期) 岸塚 正信
昭和51年(第4期) 田畑 貞 清水昭・東田洋一
昭和52年(第5期) 前田 正之 清水昭・杉中保 
昭和53年(第6期) 田畑 貞
昭和54年(第7期)
昭和55年(第8期)
昭和56年(第9期)
昭和57年(第10期)
昭和58年(第11期) 佐々木 正利
昭和59年(第12期) 山田 範吉
昭和60年(第13期)
昭和61年(第14期)
昭和62年(第15期)
昭和63年(第16期) 石橋 政則 石橋 政則
平成元年(第17期)
平成2年(第18期)
平成3年(第19期) 中 博昭
平成4年(第20期) 田畑 義春
平成5年(第21期)
平成6年(第22期)
平成7年(第23期)
平成8年(第24期) 鶴戸 龍賢 星 貞男
平成9年(第25期)
平成10年(第26期) 武藤 文則
平成11年(第27期)
平成12年(第28期) 武藤 文則
平成13年(第29期)
平成14年(第30期)
平成15年(第31期)
平成16年(第32期)
平成17年(第33期)
平成18年(第34期) 首藤 隆治
平成19年(第35期)
平成20年(第36期)
平成21年(第37期)
平成22年(第38期) 加茂 貴幸
平成23年(第39期)
平成24年(第40期)
平成25年(第41期)
平成26年(第42期)
平成27年(第43期)
平成28年(第44期)
平成29年(第45期)
平成30年(第46期)
令和元年(第47期) 上戸 陽一 金沢 直樹
令和2年(第48期) 加茂 貴幸
令和3年(第49期)
令和4年(第50期) 加茂 貴幸
令和5年(第51期)
令和6年(第52期)
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